はなじょろ道(虫沢古道)で高松山へ

2017.02.19(日)

その昔は道志と寄地区を結ぶ生活道で、花嫁さんも通ったことから名付けられたといわれる「はなじょろ道」が地元の方々により復活されたとニュースを見ました。高松山ハイキングの裏道としても良さそうなので早速歩いてみることにしました。

新松田駅8:25発の寄行きバスに乗り田代向で下車。案内板に従って虫沢川に沿って30分ほど歩くと林道入り口。さらに5分ほど進むと、はなじょろ道入口(登山口)に着きました。入り口には花嫁の鐘という鐘があります。支柱には「鳴らして登ろうはなじょろ道」とあるので一突きしてから山道に入りました。

5回ほどジグザグに登ったあとは尾根の中腹についた植林の中の緩やかな傾斜の道を進みます。よく整備されて歩きよく、途中一度だけ急な登りの他は全般的に緩い傾斜の道です。左に折れ枯れ沢を木橋で渡りると由緒書きのある炭焼窯の跡。少し先で再び木橋で沢を渡り返し、斜面をジグザグに登り終えるとすぐにヒネゴ沢乗越に着きました。

高松山まで20分とあります。乗越で左折し再び薄暗い植林帯の道を進むと、山北町側から登ってきた道と合流し、緩い坂道を少し登ると明るく開けた山頂に着きました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

ベンチが空いたので見事な富士山の展望に耽りながらコーヒータイムにしました。
さて、下山は第六天(尺里峠)に向かいます。男坂は山頂南面の急坂、女坂は北側の植林をトラバース道、すぐに合流するので明るい男坂を下ります。

ゆるゆると30分ほど下っていくと途中に真弓ケ丘という見晴らしのいい場所がありました。マユミの大木と説明書きがあります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さらに20分ほどで第六天(尺里峠)に着きました。標識に従って林道を30分ほど下ると小さな集落に出ました。今日はここから松田山に向かうので、西明寺公園方面を目指します。集落からふたたび登り返し高原上のようなところを進みます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

20分ほどで賑やかな声のする西明寺公園に着きました。ここで持参のお弁当タイム。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ここからは延々と車道下りがつづきます。案内に従って途中で折れると本日の終着点、松田山ハーブガーデン。早咲きの河津サクラを目当てに来ましたが、ものすごい来園者で観桜どころではありません。そそくさと退散し、再び辛い車道下りで這う這うの体で新松田駅に戻りました。

img_1687

(コースの記録)
田代向バス停08:55〜はなじょろ道入口09:25〜炭焼き窯跡10:13〜ヒネゴ沢乗越10:21〜10:35高松山10:55〜真弓ケ丘11:25〜第六天(尺里峠)11:45〜12:50西明寺公園13:30〜14:10松田山14:25〜新松田駅14:50

 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください